こっちの講義も、質問がいっぱいもらってて、前半20分ぐらいは「人生相談コーナー」になってきました。もらう質問は、主に「人間関係」「組織の悩み」「就活」「恋愛」について。 これらは今、大学生にとって凄く大切なテーマだし、講義内容に直結することも多いので、できるだけ丁寧に答えてます。でも全部は回答できないので、どうしても取り上げてほしい人は、そう明記してね。そうすれば必ず返答するからね。 さて、講義の方は「学習する組織」の後半編。 志と動機をつくりだす「自己マスタリー」と「共有ビジョン」をテーマにお話しました。 今回もアラン・ワッツ、サイモン・シネック、スティープ・ジョブズと多くの映像をたくさん使ってるけど、興味ある人は "study" で見られるから、ぜひチェックしてね。なお、ジョブズの動画の日本語訳は こちらの記事 を参考にしてね。 ハイライトチャートはこれかな。 個人や組織のビジョンを持ち、それに近づこうとする時に考え方です。 ① 現実を正しく理解し、学習しながらビジョンに近づく「クリエイティブ・テンション」 ② 結果に落胆し、自己否定や不安からビジョンを変質させる「エモーショナル・テンション」 ①の態度を維持するには、前回学んだ「メンタルモデル」がキーとなります。 実践の中で、身につけてもらえるとうれしいな。 なお、この講義スライドは こちら からダウンロードできます。 ブログ記事では「講義の生スライド」にしていますが、ダウンロード資料では、先頭の「コメントシート」や「質問」などはカットしてあり「講義内容」のみにしてあります。 2019企業経営とトップマネジメントの講義ブログはこちらです。 8. 学習する組織 (システム思考とメンタルモデル) 7. SDGsとCSVを学ぶワークショップ 6. ソーシャルシフト 5. 数字を見るか、人に見るか (2000-2019) 4. 数字を見るか、人を見るか (1970-1990) 3. 数字を見るか、人を見るか (1930-1960) 2. 経営学の源流を知ろう 1. オリエンテーション
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今回は、グループ視点で問題を解決する講義。 「抱え込みと指示待ち」「新人がやめてしまう」「チーム内の温度差」という典型的な3つのケースをとりあげました。 課題ケースとしてとりあげたものは、2016年〜2018年に「企業経営とトップマネジメント」後期で実際に学生から提起された、現実におきたグループの問題です。なので、すごくリアルですよね。 部活、サークル、ゼミ、バイト先。こういう知見は頭で覚えてもなんの意味もない。ぜひみんなの組織をよくするために、実践してもらえるとうれしいです。 なお、この講義スライドは こちら からダウンロードできます。 ブログ記事では「講義の生スライド」にしていますが、ダウンロード資料では、先頭の「コメントシート」や「質問」などはカットしてあり「講義内容」のみにしてあります。 また、2019ソーシャルキャピタルの講義ブログはこちらです。 8. 心理的に安全な場をつくる 7. 対人関係の問題を解決するメソッド 6. 対話を通じて共感をうむメソッド 5. ソーシャルキャピタル、光と陰 4. ソーシャルキャピタルの基本を学ぼう 3. ソーシャルキャピタルってなんだろう 2. 人のつながりを考えよう 1. オリエンテーション 「起業論1」の前半「自分と人を幸せにするコツをつかむワーク」シリーズ四回を終えて、後半「自分の強みから事業アイデアを発想する」シリーズに入りました。 自らの起業体験、それにさまざまな講義経験で得た知見をもとに、イノベーションを創発する「SCVフレームワーク」として集約しました。 ■ SCVフレームワークの基本的な考え方 1. Strength-Step. アイデアを中核となる「自分の強み」を発想する ・組織ないし個人の強み(Strength) を「事業アイデア」の中核とする 2. Cost-Step. 「自分の強み」に「コスト革新のトレンド」を組み合わせる ・強みに関する経験に基づき、価格を下げると需要が急増する「商品やサービス」を考える ・どのようにして価格を下げるのかを、最新の「コスト革新のトレンド」をもとに考える トレンドは「技術」「ビジネスモデル」「視点シフト」の3点から構成される 3. Value-Step. 「自分の強み」に「価値革新のトレンド」を組み合わせる ・強みに関する経験に基づき、価値を高めると需要が急増する「商品やサービス」を考える ・どのようにして価値を高めるかを、最新の「価値革新のトレンド」をもとに考える トレンドは「技術」「ビジネスモデル」「視点シフト」の3点から構成される このトレンドは「コスト革新」と「価値革新」において共通のフレームです。今回は「コストの革新」を考える講義なので、コストと強い相関があるものに赤点線枠をつけています。 それぞれ、事例としては、業界を破壊するスタートアップ・トップ50である「2018 Disruptor50」からセレクトしています。詳しくはこちらをどうぞ。 ・"2018 Disruptor50" 資料の総まとめ ・ フォロー戦略で急成長する破壊者 ・ 際立った顧客サービスを持つ破壊者 ・ 常識を覆す低価格を実現した破壊者 ・ P2Pプラットフォームを持つ破壊者 ・ 独自のテクノロジーを持つ破壊者 ・ 業界を破壊する新興企業2018 トップ50 また、組み合わせを想起しやすいよう、大谷翔平が使ったことで有名になった「マンダラート」をワークシートとして使用することにしました。 8回目、9回目の講義は「コスト革新に基づく事業アイデア」を、 10回目、11回目の講義は「価値革新に基づく事業アイデア」を、 それぞれ考えてゆきます。 新しく考えた イノベーション創発フレームワーク「SCVモデル」で、Z世代からどんな事業アイデアが創出されるのか、とても楽しみです。では、また来週! なお、この講義スライドは こちら からダウンロードできます。 また、2019起業論1の講義ブログはこちらです。 5. 受け入れる。安心できる場をつくる 4. 完璧主義を手放す。今に集中する 3. シンプルにする。本当の目標を知る 2. 感謝する。幸せにする 1. オリエンテーション 今回と次回は、未来型の組織を学ぶための基礎となる「学習する組織」について。 ベースとしたのは経営学の名著「学習する組織」です。 初回はその根幹をなす「システム思考」と「メンタルモデル」を取り上げました。 限られた時間なので、エッセンスのみした伝えられないのですが、それぞれ、システム思考は「氷山モデル」を中心に、メンタルモデルは「推論のはしご」を中心に進めました。 なにか問題が起きたときに、単なる火消しにとどまらず、構造的な課題、さらに心理的(動機づけ)な着眼にまで踏み込むこと。それに、感情的にならずに「推論のはしご」を一段ずつ登ること、 これらは、みんなが人生を生きる上で、とても大切な技術だと思います。 実生活で活かしながら、自分のものにしてもらえれば何よりです。 なお、この講義スライドは こちら からダウンロードできます。 ブログ記事では「講義の生スライド」にしていますが、ダウンロード資料では、先頭の「コメントシート」や「質問」などはカットしてあり「講義内容」のみにしてあります。 2019企業経営とトップマネジメントの講義ブログはこちらです。 7. SDGsとCSVを学ぶワークショップ 6. ソーシャルシフト 5. 数字を見るか、人に見るか (2000-2019) 4. 数字を見るか、人を見るか (1970-1990) 3. 数字を見るか、人を見るか (1930-1960) 2. 経営学の源流を知ろう 1. オリエンテーション 今回は、グループ視点でコミュニケーションをいかによくするかについて。 主たるソースはふたつです。 ひとつは、MITメディアラボ教授アレックス・ペントランド氏の研究成果をベースに「成果を出すチーム」の条件についてお話しました。 もうひとつは、Googleが4年の歳月をかけて「生産性の高いチームが持つ成功因子」を探った「プロジェクトアリストテレス(Project Aristotle)」。単なる労働環境の改善にとどまらず、チームの生産性を高める本質的な秘密を探索した、壮大な生産性改革プロジェクトです。 このプロジェクトで一気に世界に広まった「心理的安全性(phycological safety)」は、いわば「素のまんま、本音で話せる空気感」のこと。関連して、リーダーシップのあり方や内発的な動機についても言及しました。 盛りだくさんな内容になったけど、みんなの組織をよくするために、ぜひ実践してもらえるとうれしいな。では、また来週ね。 なお、この講義スライドは こちら からダウンロードできます。 ブログ記事では「講義の生スライド」にしていますが、ダウンロード資料では、先頭の「コメントシート」や「質問」などはカットしてあり「講義内容」のみにしてあります。 また、2019ソーシャルキャピタルの講義ブログはこちらです。 7. 対人関係の問題を解決するメソッド 6. 対話を通じて共感をうむメソッド 5. ソーシャルキャピタル、光と陰 4. ソーシャルキャピタルの基本を学ぼう 3. ソーシャルキャピタルってなんだろう 2. 人のつながりを考えよう 1. オリエンテーション 前回までは経営史の流れをたどり、ソーシャルシフトにいたるマネジメントの変遷を見てきました。講義内でもすでに登場しているキーワード、CSV(Creating Shared Value 〜 共通価値の創造) は、これからの経営を考える上でとても大切になってきます。 これまで「個人の欲求を満たすこと」にフォーカスしてきたビジネスは、現在「社会的ジレンマ(個人の合理的な選択が社会全体にとって合理的な選択にならず、結果として個人にも不利益がおよぶ問題)」に陥っています。 ビジネスは、極めて強いチカラを持つがゆえに、多くの社会問題を引き起こしてしまう。ここから軌道修正をしない限り、私たちに持続可能な未来はありません。 このCSVの概念、その実現に向けて目標となるSDGsについて、みんなに自分ごととして体験してもらうために、簡単なワークショップを企画しました。 考える手順は ① どんな課題を解決する? ② その解決のためにキーになる企業は? ③ どんな動機があれば、その企業は動く? ④ どんな動機があれば、生活者は動く? ⑤ それを実現するための「CSVサービス」は? ⑥ どんな全者ハッピーが実現する? こんな感じで進めました。 参考まで、講義内で使用した動画はこちらです。 ・A Look at the Sustainable Development Goals ・The Global Goals - Numbers In Action ・2016 世界中に広めよう SDGs ・成し遂げよう グローバル・ゴールズ また、他の講義で使用している動画については studyコーナー でも閲覧できます。 最後の伝説のスピーチのように、若者一人ひとりが主体的に取り組みはじめたら、世界はきっと変わると思う。その一助になれればうれしいな。 なお、この講義スライドは こちら からダウンロードできます。 ブログ記事では「講義の生スライド」にしていますが、ダウンロード資料では、先頭の「コメントシート」や「質問」などはカットしてあり「講義内容」のみにしてあります。 2019企業経営とトップマネジメントの講義ブログはこちらです。 6. ソーシャルシフト 5. 数字を見るか、人に見るか (2000-2019) 4. 数字を見るか、人を見るか (1970-1990) 3. 数字を見るか、人を見るか (1930-1960) 2. 経営学の源流を知ろう 1. オリエンテーション 前回は、個人間で共感をうむコミュニケーションのメソッドについて学びました。 今回は、さらに一歩進めて、個人間の問題をいかに解決するかを考えてゆきました。 問題を解決するメソッドとしては「親業」の生みの親として著名なトマス・ゴードン博士の「ゴードンメソッド」です。 毎年、このメソッドを学び、人間関係が好転した、人生が変わったという声をもらっています。 講義にとどまらず、今日からの実生活に活かしてもらえるとうれしいです。 では、また来週ね。 なお、この講義スライドは こちら からダウンロードできます。 ブログ記事では「講義の生スライド」にしていますが、ダウンロード資料では、先頭の「コメントシート」や「質問」などはカットしてあり「講義内容」のみにしてあります。 また、2019ソーシャルキャピタルの講義ブログはこちらです。 6. 対話を通じて共感をうむメソッド 5. ソーシャルキャピタル、光と陰 4. ソーシャルキャピタルの基本を学ぼう 3. ソーシャルキャピタルってなんだろう 2. 人のつながりを考えよう 1. オリエンテーション 僕の持論、ソーシャルシフトのお話です。 ソーシャルメディアが世界を覆い、生活者は日常的に自らの体験をシェアするようになりました。商品の使用感、電話での顧客応対、店頭での顧客サービス、購入後のトラブルサポートにいたるまで、あらゆる顧客体験が、一瞬で伝播してしまう時代が到来しました。 企業内でも同じです。問題行為やハラスメント行為は直ちに告発され、ブラック企業のレッテルをはられてしまいます。さらには退職者も同様。過去にさかのぼって、企業の不正行為は告発されます。 経営視点で何が変わったか。 一言でいうと「顧客も社員も世間の評判も、コントロールできない時代」になったということです。 企業よ、誠実たれ。 この話をビジネスパーソンにし続けて、早や7年が立ちました。 当時は「話はわかる。でも実際の経営は違う。理想論ですよね」といった感想がほとんどでしたが、時代を経るにつれ「青臭い話」ではなく「現実の話」として聞いていただけるようになりました。 でも、これはZ世代の若者にとっては、実はなんの違和感もない考え方です。 むしろ「なんで、そんな古い考え方をしている経営者がいるんだ」という感想がほとんどで、頼もしく感じています。 ソーシャルネイティブ、Z世代の君たちが、きっとソーシャルシフトされた社会を創ってくれるはず。そんな期待をいだきながら、お話をしてみました。 冒頭で流したプロローグ・ムービー 中盤で流したインター・ムービー 最後に流したエピローグ・ムービー なお、この講義スライドは こちら からダウンロードできます。
ブログ記事では「講義の生スライド」にしていますが、ダウンロード資料では、先頭の「コメントシート」や「質問」などはカットしてあり「講義内容」のみにしてあります。 2019企業経営とトップマネジメントの講義ブログはこちらです。 5. 数字を見るか、人に見るか (2000-2019) 4. 数字を見るか、人を見るか (1970-1990) 3. 数字を見るか、人を見るか (1930-1960) 2. 経営学の源流を知ろう 1. オリエンテーション ソーシャルキャピタルの講義。 前回までで「ソーシャルキャピタル」に関する理論の講義はおしまい。 人間関係は、なんといっても実践が大切なので、 今週からは「人間関係をよくするためのメソッド」について、六回連続でお話してゆきます。 今回と次回のテーマは「対人関係を深めること」 次の二回のテーマは「グループ内の関係性をよくすること」 最後の二回のテーマは「組織における関係性を高めること」 今回の講義では、対人関係の基本として、 対話の前に「現実を正しく理解する技術」と 対話の場で「言葉を通じて共感しあう技術」を お話しました。 ぜひ、日常の対話で実践してもらえるとうれしいです。 講義のサマリーは、dotグラレコ部、ニモのコメントシートでご覧ください。 なお、この講義スライドは こちら からダウンロードできます。 ブログ記事では「講義の生スライド」にしていますが、ダウンロード資料では、先頭の「コメントシート」や「質問」などはカットしてあり「講義内容」のみにしてあります。 また、2019ソーシャルキャピタルの講義ブログはこちらです。 5. ソーシャルキャピタル、光と陰 4. ソーシャルキャピタルの基本を学ぼう 3. ソーシャルキャピタルってなんだろう 2. 人のつながりを考えよう 1. オリエンテーション 起業論1の第五回目、幸せを体験するシリーズの最終回。 今回は「受け入れる」と「安心できる場をつくる」ことをとりあげてみました。 幸せの根幹とも言える自己の受容「セルフ・コンパッション」の考え方は、直近のハーバード・ビジネス・レビューのタイトルにもなるほど、ビジネスでも注目されはじめています。 後半は安心できる場は、もう何度もとりあげている「心理的安全性」、グーグルが「チーム生産性向上のためのキーファクター」として、やはりハーバード・ビジネス・レビューで2016年に発表して以来、非常に注目されている要素です。 今回は、このふたつをもとに、ビジネスアイデアを考えてみました。 いいアイデア、思いついたかな? なお、この講義スライドは こちら からダウンロードできます。 また、2019起業論1の講義ブログはこちらです。 4. 完璧主義を手放す。今に集中する 3. シンプルにする。本当の目標を知る 2. 感謝する。幸せにする 1. オリエンテーション |
著者ビジネス・ブレークスルー大学教授、現役起業家の斉藤徹です。人を幸せにしたいと願う起業家や社会人を育て、一緒に世界をもっと優しいところにする活動をしてます。 アーカイブ
8月 2021
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